2014を振り返る。

2014年も、もうすぐ終わり。

2014年は、もう本当に、私にとって変化の年だった。
後から振り返っても、節目の一年になったと思う。

***

1月。約10年間、勤めた会社を辞めた。
毎朝、乗っていた電車に乗らないということが新鮮だった。
まだ日の光が降り注ぐ午後に、近所の中華屋さんでひとり
担々麺を食べた時、「あー、会社辞めたんだな」って思った。

実家の家族に、おつかれさまの温泉旅行に連れていってもらったり、
父の手術もあったから、会社を辞めてしばらくは実家にいた記憶。

本格的に仕事を始めたのは4月くらいかなぁ。
3月までで前の会社の給料がなくなったから、
3月、4月、5月と私の収入がほとんどない状態で、
すっごく不安になった。

本格的に活動をはじめても、最初は契約を結ぶばかりで
仕事も少なかったし、単価の低い仕事が多くて、
「本当に大丈夫なの？」と。

昼間の街にも慣れ、新鮮さってこんなにも早く薄らぐのかと慄き、
お金がないから買い物とかにも行く気にならず。。。

ただ、本当に不安だったのは、この4月だけだったかもしれない。
3月末に契約をむすんだ、私の過去の経験を最も活かせる仕事で
順調に依頼が増えて、新しい人間関係もでき、
5月には結構忙しくなってたから。

「信頼してもらえている」って感じることが増えて、
それが嬉しくて、どんどん仕事を増やしていった。
個人的に“断る”ことが、もともと苦手だったのもある。

それで、たぶん仕事増やしすぎた。
毎日、遠くまで、いろんなところに出かけた。
2ヶ所の取材を掛け持ちしたり、週7日仕事したり。
それはそれで楽しかったんだけど、
「あ、このまま突っ走ったらクオリティ落ちるな」と。
あと、目指していた生活と違うと。

それからちゃんと仕事を選ぶように。
無理しすぎない。でも人間関係を大切に。
“この人なら”という時は、ちょっと無理しても頑張る。
相手との信頼関係ができていたら（仕事で結果に応えていれば）
スケジュールが合わず断っても、また頼んでくれることも分かった。
そして、相性がわるい人との仕事は余計なコストがかかるので極力受けない。
そんな毎日が続いて、今に至る。

フリーランス一年目にしちゃ、上出来じゃないかと
誰も褒めてくれないので、自分で褒める（笑）。

でもよく考えてみると、クライアントはかなり偏っているし、
課題はまだまだいっぱい。
興味のある分野に挑戦したくて、
自分の強みを軸にいろいろ動いてはいるものの、
こちらはあまり上手くいっていない。これは来年に持ち越し。

プライベートは、一言でいうと、とっても楽しかった。
結婚して一番、旦那さんと休みを合わせられた一年だった。
映画も、ライブも、食事も、旅行も、帰省も、たくさん体験できた。

いろいろ望むことはあるけれど、欲をだしたらキリがないけど、
二人そろって健康で暮らせることが何よりも幸せ。

今年「もしかして病気じゃないよね？」と怯えた時があったから特にそう思う。
ふたりで健康に、毎日を笑って過ごしていけるって素晴らしいって。

来年は人間ドッグに行ってきます。
健康管理も自分でやらなくちゃね。

***

来年の抱負はまた考える。

来年は、自分で変化を起こせるように。
自分に飽きないように。家族や友人を大切に。
また新しい一歩をふみだしたい。