サイシュ*カンセ*ヤクの広告(CM)は、裏のメッセージが見えすぎだと思う。
潜在的に“何かを売りつけられる”というイメージを与えてしまうのが「広告」。
だからこそ、出来るだけ“売り”の部分は隠すべき。
そのほうが視聴者の警戒心をとくことができて、本当のメッセージを届けやすいから。
企業の実態をみせて、事実を提示して、いい会社だなと感じてもらおうという
手法はよく分かるし、実際いい会社なのかもしれないんだけど…。
なぜだろう。あの重苦しいナレーションのせいかな。
「誠実」をおしつけられているような気がする。私たちはわかってますよ、
こういう風にやったほうが、消費者に受け入れられるんですよね?って
言われているような。。。
おしつけ感って、ひとが嫌がるコトのひとつだよね。
誰だって自分の意志で選びたいんだ。
おしつけられたものじゃなくって。
逆に、自分しか分からないような、自分だからこそ気づけたようないいモノだと
積極的に選びたくなるんだろう。「これを選ぶ自分が好き」「これを選ぶ自分は
センスがいい」みたいな。
それも結局選ばされているのだけど。
上手に選ばせるコツ。それは、あくまで相手が主体でなければならない。
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