・・・DOWN UP DOWN UP・・・

まだ24年しか生きていない未熟な私には分からないこと
がいっぱいあった。

プレイヤーとして、リーダー以上の評価をもらおうと思
うなら、今までにない新しい道を切り拓いていかなきゃ
いけない。突出したクリエイティブを発揮していかな
きゃ意味がない。

でも、正直自分には自信がなかった。
今コピーラ＊ターという仕事をしていて、それで飯食っ
てるのにバカみたい。

がむしゃらになれていないことを知っているのは誰より
も自分。イライラした。そんな自分に心底嫌気がさした。
そりゃあ、今も頑張っていないわけじゃない。マネジメ
ントもやってるし、タクシー帰りも多くて考える時間も
少ない。でも、そういう問題じゃないのだ。この仕事に
正面から向き合って、自分の腕を磨くために、やれるこ
とはたくさんあるのに。知ってるのに、やれてないから。

クリエイティブディレ＊ターと呑みに行った時、
「期待に応えられていない」と大泣きし（ああほんとう
に恥ずかしい。くだらない話をよくしたもんだ）、
愛あるお言葉をいただいた。

「みんな、早急に物事を考えすぎる。結果を求めすぎる。
俺も、そして誰もキラキラが、期待に応えられていない
なんて思っちゃいない。パフォーマンスも評価している。
それと広告哲学はまた別物だろう。たかだか2、3年で、
自分の広告哲学なんて持てんよ。それこそ10年、20年と
かけてやっていくものなんだから」。

そして、今のあたしに。
これからのヒントをいっぱいくれた。

この1ヶ月を振り返って
あたしはおそらくリーダーよりも、プレイヤーでいたい
んだと思う。自己研磨していく道を歩みたい…気がする。

とかまぁ、そんなぐちゃぐちゃと考えていた時に、さす
がウチの会社って感じだけど、また事件がおきまして。
私に求められる役割も、微妙に変化しているわけで。

ただ、思っていることは
いまさらだけど、クリエイティブの過程をもっと楽しもう。
組織への影響力とか、そんなもんの前に、あたしは
この仕事で生きていくんだもん。

このつぶしのきかない職業を極めていくんだもん（笑）。
結果を求めず、過程を大事にする。うん。